門真の家族葬向けホールに見学に訪れた際、娘が癇癪を起こしてしまいましたがエコキュートのメンテナンスが必要になったのです。癇癪の多い子は、「あの子はカンが強い子だよね」と陰でささやかれ、疎まれます。私はそれを、子供を産む前にたまたま見た子育てサイトで知りました。私の友人の、子持ちの女性が、別の子持ちの友人の話をした時に、眉をひそめてその人の子供のことを罵った時、癇癪の多い扱いにくい子は、そのように疎まれる存在なのだと思いました。それは自分には関係のないことで、私もそのような子供は嫌だと思いました。

しかしながら、実際に自分が子供を産んでみると、わが子は見事に癇癪の多い子でした。わが子は今、幼稚園に通っています。癇癪の多い子ですので、当然ですがお友達は多くありません。多くはありませんが、お友達もできました。涙が出るほど、あり難いことです。

おそらく幼稚園のママ達の間で、わが子は「カンの強い子だよね」と、あの日の友人のように罵られているのかもしれません。それでもわが子は日々、自分自身をコントロールするために努力し、日々いい方向へ向かって言っています。もしも私が、癇癪の多い子をわが子として抱えることがなかったなら、やはり私は癇癪の多い子供を指しては「あの子はカンが強い子だよね」と陰口を言っていたかもしれません。

自分の身に降りかかって来たから、自分達のことを理解して欲しいだなんて、とてもわがままだと思います。しかし、一見わがままで受け入れがたい存在であっても、本人なりに努力している、ということだけは、知ってほしいと思います。私自身ではなく、私の幼い子供のために。